霧と霜
霧立つ山間
霜降りる箱根連山
霧立つ、箱根西麓地域
箱根西麓地域は、一年を通して地域一帯に霧が立ち込めます。霧が発生することで野菜にとって適切な湿度が保たれ、野菜の表面が乾燥せず気孔が開き、光合成速度が上がり良質な野菜が育ちます。
霜ふる、高原の寒暖差
平地と比べ3〜4℃ほど気温が低い西麓地域では、朝晩になると霜が降りる ほどにぐっと冷え込みます。野菜は昼にたくさんの光を浴び光合成を行い、糖を作ります。そして呼吸をします。呼吸をすると、光合成で作り出した糖が消費されますが、冷え込みが強くなると呼吸はあまり行われず、糖の消費も抑えられます。西麓地域はその独自の地形状況からバランスの取れた寒暖差を生み出し、野菜は糖度を溜め込み、栄養価高く実の詰まったものになります。